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更なる新機能を備えたSCADA/IIoT ソフトウェアプラットフォーム「zenon 14」を提供開始
2024.12.06
「zenon 14」では、新たなWeb配信機能であるWeb Visualization Serviceへの機能の追加や、プラグアンドプロデュースを実現するための規格であるModule Type Package (MTP)に対応するための機能が追加されています。さらに、Linux OSの対応を拡充し、より幅広くzenonをご活用いただけるようになりました。他にも、OPC-UAサーバーでのProcessGatewayの機能拡張、一部の通信プロトコルにおけるセキュリティ強化、開発環境の操作性向上など、これまで培ってきた、開発環境の使いやすさや豊富な標準機能群といったzenonの特長を、さらに強化しています。
zenon 14の新機能は以下の通りです。
製品名:「zenon 14」
提供開始日: 2024年12月6日
提供形態: Webサイトよりダウンロード
【zenon 14更新内容】
■システム環境
使用されるSQL ServerのバージョンがSQL Server 2022(旧バージョン:zenon 12はSQL Server 2019)になり、他にも.NET8、Open SSL 3.0、CodeMeter8.00が採用されることにより、最新のテクノロジーと互換性が確保されています。
■クライアント(Web配信)機能
Web Visualization Serviceでサポートされるスクリーンタイプ(フェイスプレートやワールドビュースクリーン等)やスクリーンエレメントが追加され、また、アラームメッセージリストや監査証跡には表示項目が増え、自動ソート機能が追加されるなどの新機能が加わりました。
また、HTML Web Engineに自動再接続機能の追加、複数のプロジェクトがサポートされるなどの機能改善がなされ、Webベースでのエクスペリエンスが向上しました。
フェイスプレート
ワールドビュー
■Linuxへの対応
zenon 12から、一部機能がLinux環境のService Engineでの動作に対応しましたが、zenon14からさらに多くの機能が新たに対応されました。
・ファンクションの追加(アラームの確認、アーカイブの開始/停止、プロジェクトのオンラインリロード、Service Engineの終了 等)
・システムドライバー変数の追加(ロットの開始時刻、ロットの終了時刻)
・OPC UAプロセスゲートウェイでのヒストリアンデータの連携をサポート
・zenon Logicのフィールドバスドライバーの追加(PROFINET IOデバイス、PROFINET IO RTコントローラー 等)
・CLIによる自動ライセンス付与用機能追加
等
■データ収集機能(ドライバー機能)の拡張
下記のドライバーにて、機能拡張が行われました。
・EUROMAP63
・LS_XGT32
・MELSECA
・OPCUA32
・S7TIA – S7 driver for S7-1500/1200
・System driver
・stratonNG
本製品に関するお問い合わせ先:
株式会社リンクス IIoT事業部
MAIL: sales_zenon@linx.jp
TEL: 03-6417-3371(代)